お父さん、お母さん、おやすみなさい
ふいにこんなことを思い出しました。
小さい頃、姉と私は寝る前に両親の前に正座で座り、『お父さん、お母さん、おやすみなさい』と言って、お辞儀をしてから布団に入るのが毎日の習慣でした。
姉妹で声を合わせて大きな声でおやすみなさいの挨拶。
今でもその記憶のひとかけらを覚えています。
大人になってから母と団欒してるとき、ふいにそのことを思い出し、なんでそんなことを教えたの?と聞いたことがあります。
母の返事は『だってかわいいじゃない』
ただそれだけ(笑)
でもね、私も両親も姉も、このおやすみなさいの挨拶はきっと一生忘れないのだろうと思います。
思い出はきっと大それた出来事だけではなく、ほんの些細な小さなかけらの中にしまいこまれてるものなのだと思います。
初めてあの挨拶をした時、両親はどんな目で私たち二人を見ていたのだろう。
そして、挨拶をしなくなった最後の日はいつだったのだろう。
そんなことを思ったらちょっぴり切なさがこみ上げてきました。
この世界に生まれて、言葉を発するようになって、歩けるようになって、階段も下りれるようになって、家族しかいない世界から、段々と知らない世界を一歩一歩歩んでいく。
出会っては別れ、出会っては別れの繰り返し。
おぎゃーと泣き叫びながら生まれた私たち。
人生は涙から始まるのだなと気づいたとき、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。
小さな小さな物語。
だけど、大切な大切な物語。
小さい頃、姉と私は寝る前に両親の前に正座で座り、『お父さん、お母さん、おやすみなさい』と言って、お辞儀をしてから布団に入るのが毎日の習慣でした。
姉妹で声を合わせて大きな声でおやすみなさいの挨拶。
今でもその記憶のひとかけらを覚えています。
大人になってから母と団欒してるとき、ふいにそのことを思い出し、なんでそんなことを教えたの?と聞いたことがあります。
母の返事は『だってかわいいじゃない』
ただそれだけ(笑)
でもね、私も両親も姉も、このおやすみなさいの挨拶はきっと一生忘れないのだろうと思います。
思い出はきっと大それた出来事だけではなく、ほんの些細な小さなかけらの中にしまいこまれてるものなのだと思います。
初めてあの挨拶をした時、両親はどんな目で私たち二人を見ていたのだろう。
そして、挨拶をしなくなった最後の日はいつだったのだろう。
そんなことを思ったらちょっぴり切なさがこみ上げてきました。
この世界に生まれて、言葉を発するようになって、歩けるようになって、階段も下りれるようになって、家族しかいない世界から、段々と知らない世界を一歩一歩歩んでいく。
出会っては別れ、出会っては別れの繰り返し。
おぎゃーと泣き叫びながら生まれた私たち。
人生は涙から始まるのだなと気づいたとき、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。
小さな小さな物語。
だけど、大切な大切な物語。
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